パリでこんなの、食べてます。

2015年末からパリ暮らし。パリで食べるのはフランス料理だけじゃない、あの国この国の味を求めて彷徨う、日々是、パリめしへの道。

パクチー嫌いでもタイ料理が好きだ「Ayothaya」@15区

タイ料理がこんなに好きだとは思わなかった、とパリへきて知った。ソウルにいた頃から薄々気づいてはいたけれど。あ、じゃあパクチー好きなんでしょう、と言われたことがあるけれど、いいえぜんぜん、むしろ好きじゃないっていうか嫌い。その昔、友達が新宿にある台湾料理屋(だったのだろうか)の店長(台湾人だったのだろうか、日本人ではなかった)に恋をして、一緒に店にしょっちゅう行っていた時期があって、その時に大量にパクチーを食べて、食べ過ぎて嫌いになっちゃったという経緯有り。友人の恋も同時に終焉。でも台湾料理ってパクチーそんなに使わないような気がするから、何料理屋だったんだろう? 

昨今、日本のパクチーブームはちょっとおかしいと思うのは私だけ?あんなにどんぶりにパクチー山盛りにしたら、パクチー味しかしなくね?と思うのは私だけだろうか?先日一時帰国したときに、練りワサビみたいな、チューブ入りパクチーを見た時には、なんだかもう「日本人て極めないと気が済まないタイプだからね」と、やるせない気分に。いつまで続くのパクチーブーム。お願いだから「パクチー苦手なんだよね」という人に、おまえイケてないなー的な目線を向けないでほしい。だって苦手なんだもの。

と、ついパクチーについてネガティブをかましてしまったけれど、とにかくタイ料理は好き。パリにはタイ料理屋もたくさんあって、最近のHITは15区「モトピケ」駅の近くにある「Ayothaya」。パリに住むタイ人もオススメ。 コップのシンハ印がかわいくてパチリ。ちなみに中身は普通の水。友人はビールだったけれど、私はなぜかこの日は白ワイン。 好き好き大好きパッタイ。お店によって甘さ強め、味濃い目などいろいろあるけれど、ここはオーソドックスなタイプ。でもオーソドックスで美味しい。ライムをがんがん絞って、女2人でばくばく食べる。ところでこの生もやしって、毎回ちょっと疑問に思うのだけれどサラダ感覚と捉えるべきなの?好きだけれど。

盛り合わせ。揚げしゅうまいや揚げ春巻き、写真に撮りにくい… 葉っぱに包まれたものは鶏肉。大きい肉団子みたいな感じでうまい。揚げ物シリーズも安定の美味しさ。チキンの串焼き。そういえばこのお皿に辛いものナシ。この日、なぜか辛いものをオーダーしなかったことに、今になって気づいたわ。まあそんな日もあるか。カニのカレーとかトムヤムクンとか、ああ、また次回は数人で行こう。

ちなみに、最初に行ったのはランチ。韓国料理へ行こうとしたらお休みで、人気の☆が多いアジア料理をググったら、近くのここが出てきたのが出会い。 ランチにはこういった定食タイプがあって、ベジタリアンとそうでない2タイプが選べたはず。ごはんはジャスミン米ともち米タイプ選択可。1人前がかなりのボリュームなのもうれしいし、ココナツミルクや香辛料がどれもいい具合で食が進みまくり。ただし、タイ人の方曰く、フランス人が辛いのが苦手なので、ランチセットは特に辛さを控えているとか。あれ、私、辛いもの求めているのにすっかり満足しちゃってたけれど。今度こそ、辛いものメニューたのむぞー。カニのカレーもたのむぞー(どうしても食べたい)。

あ、そうそう、パクチーですが、大人なので細かく入っているものは食べます。大人なので。

「Ayothaya」 8 rue Tiphaine,75015

ランキングに参加中、クリックいただけると嬉しいです
パリランキング

パリ生活本編は「パリ市民への道」へameblo.jp