おいしい魚、フランス風で。「BELLE MAISON」
何カ月ぶりの「パリでこんなの」。全然UPしていないけど、相変わらず結構、そこそこ外食率高し。 外食のうちわけは、多忙につき、旅行だのお出かけだのが少ない我が家では外出=外食だから。そして、友達と近況報告を兼ねての外食。
先日、コレを読んでパリ旅行中の食事の参考にしてくださったという方がいるのを知ったので、またぼちぼちupしていこうと決意表明。
フードジャーナリストCさんが「おいしい魚料理」か「おいしいフレンチ」のどっちがいい?と提案してくれたので、お言葉に甘えて私の魚の気分を優先。で「BELLE MAISON」へ。 位置的には、オペラを東の上の方へ上がった感じ。この辺りは美味しいお店が多い。
予約しておいてくれたのだけど、相変わらず1番客。 パリ(フランス)は夕飯のスタートが遅いので、オープン19時とか19時半に行っても、ガラガラだったりする。で、20時くらいにわーっと人が増えるパターン。
だから、特にフレンチやイタリアンで18時台にオープンするお店ってすごく少ない。腹ぺこタイムが18時台の日本人には悲しい。(アジア系の店は18時台にオープンするところが多い) そんなわけで、こちらは19時半オープン。予約しても1番客なので大抵どこに行っても「好きな場所に座っていいよ」と言われる。この日も、ごたぶんにもれず…。
Cさんが到着し、ワインを選んでもらう。写真を撮り忘れちゃったけれど、この日はサヴォアの白。ちょっと琥珀色していて「これはおいしい」と2人でうなづき合う。後味がしっかり残るタイプ。冷えた白、夏だねー(まだ5月だけど)。
私がオーダーした前菜はカニのカネロニのなんとかってやつで 大根みたいなものでカニを巻いた、こちらも初夏っぽい爽やかな一皿。サラダ仕立てな感じ。スプーマされたソースが、また美味。
Cさんオーダーの前菜。 ちょっといただいたらエビとグレープフルーツの取り合わせが、個人的にかなり好みだった。
メインのお魚。私はヒラメ、Cさんはボラ。焼き方とソースなどは同じだったので、見た目も完全に同じ。表面こんがり、中はしっとりと焼き上げた白身に、クリームソース。 魚はまるまると食べごたえがあったのだけど、予想以上の小骨に悪戦苦闘。口の中に刺さりまくり、なかなか食べ進めない、どんどん食べたいだけに悲しい。ボラにするべきだった…。
いまさらだけど、やはりフランス料理って盛り付けがシャレている。もちろん、日本でもいまどき素敵な盛り付けは当たり前だけれど、魚料理というとどうしても「焼き魚」「煮魚」をイメージするので。あ、「刺し身盛り合わせ」という素晴らしい盛り付けがあったわ イン ジャパン!
せっかくなのでデザートを! 細切りのマンゴー、あまりマンゴー好きではないので登場した時に「しまった」と思ったのだけど、これは美味しかった(そうか、細く切ると、私、マンゴー大丈夫かもしれない)。そして、かなりシャーベット状のミント(とバジル?)ソルベが、甘さも風味も最高↑↑ フレンチの食後にぴったり。フレンチの食後って、みんなあまーいのがっつりいったりするけど、こういうのでさっぱりすると、やっぱり私日本人だわと思う。
Cさんいわく、パリの魚料理のお店の中でも、ここは美味しくてリーズナブルだそう。まあそれでも、日本に比べたら全然高いけどねーとも。それはどのお店にもいえること@パリ。
広々とした2Fもあり。今回、帆立を食べそびれてしまったので、次回はぜひ帆立をいただきたい。
「BELLE MAISON」 4 rue de Navarin,75009 Paris
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