パリでこんなの、食べてます。

2015年末からパリ暮らし。パリで食べるのはフランス料理だけじゃない、あの国この国の味を求めて彷徨う、日々是、パリめしへの道。

バナナの葉でくるんだ…カンボジア料理「le Cambodge」

パリで「日本料理」といっても、正統派の和食や日本人によるラーメン、カレー、蕎麦…というのは、ほんのひと握り。のれんや招き猫を置いて赤提灯を提げた適当な、外国人がイメージする日本風の店みたいなのがあまりに多すぎる。

一方で、中華料理や韓国料理は本国の人々が作っていることが大半らしくハズレは少ない。そんな中、パリに来たらいろんな「アジア料理」を食べる機会が増えたように思う。中華を謳いながら、ベトナムやインドネシアがミックスされていることもザラだから。

先日、友人に誘われて行ったカンボジア料理店 「le Cambodge」。メニューにベトナム料理の代表格、ボブンやフォーがあって「あ、これはアジア融合系の店かな」と2人でぶつぶつ。とはいえ、カンボジア料理は食べたことはあるものの、代表的なものは知らないからまあいっか。

大好きな蒸し春巻きみたいなのを見つけたのでオーダーしてみる。 美味い… 薄い皮がもちっとしていて、3個と言わず6個くらいいけそう。付いているタレにも酸味は控えめで、ナッツだかひき肉だかが入っていて、なんなら飲めそう。

さて、メイン。ほぼ全員、周りの人たちが頼んでいたものを私たちも。結構ボリュームある量のご飯には野菜トッピング。 しょうゆっぽい味付け。おかず無しでこれだけでもいける。

そしてその横に、バナナの葉っぱで包まれたものが… 蒸した魚らしいけれど…

開いてみると、ココナツカレーソースがたっぷりとかかった魚だった。 カレーソースだとは思っていなかったのでうれしい誤算。ココナツカレーがとても美味い。魚のカレーの魚主役的な? でもカレー味強いのにご飯も味付き。なぜだ?カンボジアってこうやって食べるの? そもそもカンボジア料理なんだよね?だよね?

ま、美味しかったからよしとしようという流れで、バナナタピオカココナツミルク。 あったかいデザートで見たまんま美味しかった、しかしこれもカンボジア料理なんだろうか。違う気がするけど…

結局、美味しかったからオールオッケー。 関係ないけれど、店の近くのモノプリがありえないくらい大きくて、今まで見たモノプリの中で1番広かったかも。なんでもあってびっくりした、うちの近くにもこんなモノプリが欲しい…あ、カンボジア料理も。

「le Cambodge」 2 Rue Leriche, 75015 Paris

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