夏はセビーチェ「La Cevichelia」
外国生活を送る日本人にとって、生魚問題は避けて通れないと思う。日本なら普通のスーパーの鮮魚コーナーにも、安くてイキのいいお刺身やら、バリエーション豊富なお寿司やらが並んでいるけれど、ヨーロッパではそうはいかない。ちなみに韓国には白身魚ばかりで、いつも赤身に飢えていた記憶が… 韓国人といえば、魚はすぐ真っ赤に煮込んでコチュジャン味にしてしまうわりに、寿司が好きだと言い張る人は多く、微妙なネタの寿司に真緑の粘土みたいなワサビもどきを満足そうにつけて食べていた。いまでも変な回転寿司屋はたくさんあるのだろうか?
そんなわけで、お店にカルパッチョやセビーチェがあるとつい頼んでしまうわたしと友人。 本日は最初からセビーチェ狙いで、友人の職場近くにあるペルー料理の「La Cevichelia」でランチ。 店頭のテラス席はいっぱい、店内は空いているというパリあるある。
ちなみにセビーチェというのは、簡単に言えば魚介のマリネで、南米の名物らしい。今日は2種類を2人でシェア。 dorade(鯛みたいなやつ)のマリネ。香ばしいナッツがいい仕事していて美味しかったけれど、マリネソースが多かったせいか、酢漬けに近くてちょっと酸っぱめ。
こちらはThon、ツナのセビーチェ。 全体的に程よい酸味。本体は主張弱めで、フライドオニオン、赤玉ねぎを一緒に食べるとちょうど良い感じ。ツナがあるとつい醤油をかけたくなる…のは仕方ないか、日本人だから。
ご飯のように食べるキヌアサラダ。 見た目よりボリューミー。キヌアサラダにありがちなコリアンダーたっぷり、ではなくイタリアンパセリたっぷり。いいぞいいぞー(コリアンダー苦手な人にはうってつけ)。 そういえば、フランスに来てからしょっちゅうキヌアを食べている気がする。ライスサラダの感覚。うちでは全く食べないけど。
あと、写真はないけれどデザートにパイナップル。
盛り付けが美しく、店内も広くて綺麗、お店の人も親切。ただ内容のわりにちょっとお値段はお高めかなーというのが私たちの感想。 あ、でもレストランチケットOKだったので何となく得した気分。
「La Cevichelia」 14 Rue Bachaumont, 75002 Paris
la-cevicheria.fr
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