パリでこんなの、食べてます。

2015年末からパリ暮らし。パリで食べるのはフランス料理だけじゃない、あの国この国の味を求めて彷徨う、日々是、パリめしへの道。

追記→北京ダック、屋台めし風「STREET BANGKOK」

ストリートフードの定義はよく分からないけれど、屋台めしというくくりでもOKらしい。パリのストリートフードといえば、バゲットサンド? でもみんなバゲットそのものをちぎってかじって歩いているから、バゲットそのものがストリートフード?

「STREET BANGKOK」はパリに2~3店舗あって、友人と行ったのはシャトレとサン=ドニの間くらいにある店舗。 パリには珍しく、ムシムシしていた日。先についたN嬢はすでにビールをぐびぐび。ここの名物は北京ダックだそう。 皮目こんがり、身はしっとりのダック。それがジャスミン米と青菜の上に、どーん!と乗っかっているお弁当スタイル。 確かにストリートフードな様相。私たちが食べたサイズはM、いやSだったかな。もっと大きなサイズもあり。

私は脂身が苦手で、豚の角煮くらいとろとろになっているとか、ダックの一番外の皮くらいパリパリになっていれば大丈夫なのだけれど、白いぶよぶよした部分は可能な限り避けたいジャンル。こんなに大人になっても、どうしても食べられないものの1つ。 なので、白い部分は外して食べる。でも十分美味しい!パリパリの皮としっとりの身、しょうゆっぽいタレ、こういうときにはジャスミン米のような、ぱさぱさっとしたご飯が合う。もちろん、ビールにもすんごく合う。これなら持ち帰りもありだなー。

この時はまだ7月だったので日がすごーく長く、外もがんがんに明るいまま2軒目も余裕。 だからテラス席は満席、店内はガラガラ。

このカフェバー、旧い喫茶店の雰囲気を醸し出していて、日本の順喫茶を思わせる感じもすごーく良いのだけれど… しかも、ビール(私はモヒート)を頼んだらオマケのお通しがイモフライっていう、これもなんだかとっても美味しくて、途中でアツアツのイモの皿が追加されるという素晴らしいサービスぶりなのだけれど…

小さいネズミさんがしゅるしゅるっと床に登場して あ! お! と友と小声を上げて見ていたら、しゅるしゅるっと隙間へ。

「見た?」「見た」と私たち。お店のおにーさんはそんな私たちと、間違いなくネズミの存在も確認したはずだけれど、そのあたりは華麗にスルー。ここはパリ、ネズミの王国といっても過言ではない。そんなことでいちいち騒いでいたら、商売なんて出来ない…とは思うけれど。 なんて話していたら、再び同じ場所にしゅるしゅるっ!同じ場所へ消えて行った。 うーん…でも長居しやすい雰囲気がすごくよかったので、また行くかも。いやでも冬になったら、ますます店内への登場率が高くなるかもしれない。でもここはパリ、そんなことを気にしていては…

9/3 追記 週末に、カモンアジアめし!のT君をご案内。彼は北京ダックめしLサイズを。私はカレーソースなるバージョンを。 写真が妙に赤くなってしまったけれど、もっと黄色、つまりカレー色。ココナツミルクが香る辛いやつ、めっちゃうまいタイ風カレー。 北京ダック丸ごと投入されていたのがなかなか斬新。 T君大満足でご満悦。「事務所の近くに欲しいなー」だそうな。確かに。

「STREET BANGKOK」

112 Rue Saint-Denis, 75002 Paris

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